先日わがままカレッジのライブを見てきた。
やはりそこには不甲斐ないけど突き抜けた男たちがいた。
ああ!!そうそう!!これこれ!!
恋愛の仕方がダメダメで、でも大好きだ!なんとかしたい!!
生き方が下手だけど、でも生きたい!!あわよくば彼女がほしい!!
死にたいくらい辛い!!!でも死にたくない!!!!!でもいつか死ぬ!
情けないけど情けなくない!!!!そんな目でみるなよ!!
とにかく彼女が欲しいけど、好きな娘には彼氏がいるし、
彼氏がいない娘でもその娘の意中の相手は僕じゃない!!
這いつくばってでも生きるしビンタされても好きだ!的な、
むしろビンタされる方がまだ相手にしてもらっている!嬉しい!的な。
男の子の悲哀が、人間の業が、突き抜けたポップともロックともとれない音楽に乗せられているのだ。
この写真を見れば、ライブの感触がつかめるかもしれない!せこいだろ!
それでいてベースが上手い、ドラムが上手い、ギターが上手い、歌がうまい、なんだろう、せこいぞ。
なんだかわからないけれど、ダメダメな男の子の恋愛なんだけど、
少年ジャンプとか、王道RPG的な根っからのポジティブさが加わっているので、
スリリングで見ていても飽きない。
そして4人のキャラがバラバラなのにまとまっているのがなんとも不思議だ。
なんだか小学校の時に友達の家に集まった時に、
ある人は漫画を読み、ある人はゲームをし、ある人はレゴブロックをしているような、
あの奔放な感じなバラバラさに似ている。いや、似ていない。
ともかく、突き抜けた男の子の悲哀を見て欲しい。
全く書いてなかったけれど、演奏は抜群にすごい。
口が開きっぱなしになってしまうほど。
是非、コンピでも体感して欲しい。