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 2017年10月25日に発売されるEmu sickS初の全国流通音源『夜明け前のジーニアス』について、縁のある方々にオーディオコメンタリーをいただきました。コメントをいただいた方に僕達もお礼としてコメントを返しています。

​ウサギバニーボーイ タカミヤユウジ

「浪速のブロックパーティ」EmusickSを評するのによく用いられる言葉です。

その音楽性を表し、好きなバンドそのものが入っている素晴らしい表現だと思います。

そこに反対の意見もないし、批評する気持ちも微塵もないです。

ただひとつ、もうひとつ広まってもおかしくないし、広まってほしい言葉があります。

「浪速の狩野英孝」

別に未成年と淫行をし、芸能界から少し距離を取られることを指すのではありません。

本人は至って二枚目にクールに決めようとしているが、そこは神様のいたずら、

本人が望まない不可思議な笑いが望まざるとも落ちてくる。

その部分を示しての狩野英孝なのです。

EmusickSというバンドで作詞作曲ギターボーカルまでを務めるいうならば、

バンドの中心でありながら地元大阪での友人のライブ訪問時、メンバーと見に行ったにも関わらず、

メンバーは受付にて「あの!EmusickSの方ですよね!」と若い女の子に声をかけられて

ひとしきり会話を楽しめるのに、作詞作曲ギターボーカルまでを務めるバンドの中心の彼は受付で華麗にスルー。

後ほどメンバーから「受付の子、俺らのこと知ってたね。嬉しいね。」の会話内で

「!?」「俺、声もかけられずにスルーされたけど…」とか、

関西空港で福岡への便に一人だけ遅刻し、飛行機の席をあざらしの人形に譲ってみたり、

安定をもとめて固い仕事についたはずが、上司に恵まれず、辞職を決意。

しかしながら上司は離職率低下のためか辞職届を破り、話自体をなかったことにしたりと、

神に恵まれたエピソードが山のようにありながらも本人は恥だと思って語らない。

しかし、周囲が速報のごとくその面白ニュースを流してくれるため、広島にいても多数の狩野英孝的エピソードが届くその男「なかじんくん」こそ、このアルバムで注目してほしい人物です。

作詞作曲ギターボーカルまでを務め、全く陽が当たらない男。

それはウサギバニーボーイでいう僕のような存在なのです。

苦労して言葉を捻りだし、苦労してメロディをこねくり廻しメンバーに提案。

そこからなんとか形にして披露すると、あれ!全く俺の苦労に陽が当たらない。

枯れちゃう。なんかいろいろ枯れちゃう。

そんなことを思いながらも、心を燃やすのです。

最新ニュースとしては、「なかじんくん」のこれまで全く卵からかえる予定のなかった

ファイヤーバードが最近、羽化してなにやら浪速の空を心を燃やして飛んでいるそうです。

そして、このアルバム発売。

いいことづくめの2017年じゃないか。

2割くらいよかったね!と思いますが、8割不服です。

 

個人へは不服が勝ちますが、バンド全体にはEmusickS新譜完成&発売おめでとう。と

心の底から思えます。

 

出会ってから少しして大善くんが名古屋、他のメンバーが大阪と遠距離バンドとなっても、

ライブ本数を減らさずに続け、全国的にバンド仲間を増やし、すこしづつ色んな人に愛されて、

ようやく大善くんも大阪勤務になり、近距離バンドとなれたことは今の状況に更なる良い方向への

拍車がかかるものだと思っています。

「なかじんくん」は、ずっと夜明け前のジーニアスでよかったのに、なんか夜が明け気味ですね。

またなかじんホットニュース待ってます。

あと、このアルバムがきっかけで、EmusickSのバンドアカウントのフォロワー数が

16ビートはやおのフォロワー数を早く超えますように!

それでは11月広島で待ってます。

 

ウサギバニーボーイ

タカミヤユウジ

​Emu sickSコメント (by 16ビートはやお)
​〜わるいオトナ〜
タカミヤさんこんばんは。なかじんホットニュース速報担当事業部の16ビートはやおです。
最近のなかじんニュースは閑散期に入っていて事業部は暇です。困ったものです。
彼の家の近くのラブホテルが潰れたくらいしか情報がありません。
あぁ、そういえば、最近なかじんのツイートがバズりました。お笑い芸人ジョイマンに関するツイートがバズり、ジョイマン本人に取り上げられ、フォローされ、品川庄司の品川さんに引用リツイートされ、喜んでいました。
「リツイートがとまらん。ファボがとまらん。」
彼はなぜか少し気だるそうに言っていました。気になっている女の子に「す、好きじゃねぇし」と強がっている高校生のようにも見えました。彼には劣りますが、僕も1年に1回くらいややバズりをしているので、気持ちはわかります。
しかし彼がバズって数週間後、ナードマグネットの須田さんのツイートが彼を超える勢いでバズり、なかじんのツイートはすっかり霞んでしまいました。運命の因果といいますか、盛者必衰といいますか、城春にして草木深しって感じです。
なかじんホットニュースは適時タカミヤさんにお送りいたしますが、タカミヤさんにはいつもお世話になっているEmu sickS一行。以下ではタカミヤさんに対するお礼の文章をしたためることにします。
出会いは2013年。その年の夏に、僕達初めての自主企画に出ていただいて、その時僕達が多めに払った交通費を後ろめたく思ったタカミヤさん。「多めに払った交通費」この1点の事実を利用し、タカミヤさんの善良な心を悪用し、広島に呼んでいただいたり、家に泊めてもらったりしていた。勿論ウサギバニーボーイが大阪に来た時は泊めたりしていたけど、結局「貸し」ばかり作っていた。代わりに、タカミヤさんの大好物であるなかじんホットニュースをお届けしてきたのである。
そんなこんなで仲良くさせていただいているし、音楽も好きなんだけど、ウサギバニーボーイの音楽のことは、なんだか僕も色んな所で紹介したりしてある程度語り尽くされている部分もなくはないので、ウサギバニーボーイの脳であり、閻魔であるタカミヤさんとのエピソードを少し紹介したい。
端的にいうと、タカミヤさんは「わるいオトナ」なのだ。
なかじんを見かけるとタカミヤさんはニヤッと口角の上がり方に悪意のある笑顔を浮かべる。
それはまさに獲物を見つけたハイエナ、のび太を見つけたジャイアンのような表情だ。
 
「なかじんくん。」
タカミヤさんがそう呼ぶと、なかじんはもうすでに察したのか、苦虫を噛み潰したような顔で振り向く。そうなったが最後、骨まで「なかじん不幸ニュース」を引き出され、出し殻になるまでしゃぶりつくされるのである。
こう書くと、ただの性根の腐った人物に映るのだが、そうではない。タカミヤさんには愛がある。仏教的な慈悲というか。だから結局、救われる。だから、僕たちはタカミヤさんが、ウサギバニーボーイが好きなのだ。
なんだか個人的には、民俗学者や哲学者のような要素をタカミヤさんから感じる。人生ってなんだろう。そこはかとないふんわりとしたものを追いかけるような人物に見える。そんなタカミヤさんに、おめでとうっていわれると、素直に嬉しい。
でも、そんなタカミヤさんも、他人の不幸が大好きだ。人間で良かった。
以上、なかじんホットニュース速報担当事業部、16ビートはやおからの報告でした。
​Emu sickS 16ビートはやお

 

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