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 2017年10月25日に発売されるEmu sickS初の全国流通音源『夜明け前のジーニアス』について、縁のある方々にオーディオコメンタリーをいただきました。コメントをいただいた方に僕達もお礼としてコメントを返しています。

​SAPPY 樽本涼平

有機的に絡み合うリズム隊、空間を切り裂くような鋭いギター、そして存在感抜群の歌声。

バンドで演奏する快楽的な楽しさが、高純度でパッケージされている作品。

そして、〝夜明け前のジーニアス〝という象徴的なタイトルは、まさしく彼らEmu sickS自身の事であると同時に、現状に満足せず、抗い、戦いつづける人へのエールだと思う。

夜が明けるまで走りつづけろ!!!!!

​SAPPY 樽本涼平

​Emu sickSコメント (by 16ビートはやお)
​〜嫌いから好きになると振れ幅がすごくて余計に好きになる〜

 

SAPPYにNostalgia,Ultraという曲がある。僕が大好きな曲。

先日、ハンブレッダーズの吉野エクスプロージョン君も、ライブ中にその曲を観てエモさの極みに達したらしい。エモさが極みに達すると、ドラゴンボールのスカウターがぶっ壊れるがごとく、メガネが吹っ飛ぶとかどうとかっていう話を聞いたことがある。諸説あるようだ。

ともあれ、SAPPYは完全にトリップできる素晴らしい曲と演奏をするバンドだ。今の輝きは紛れもなく本物だ。

正直、仲良くなったのは比較的最近なんだけど、それまでSAPPYは良い音楽だと思っていたけれど、いいバンドとは思っていなかった(正直に書きすぎてゴメンね。)。

だって、2014年に対バンしたとき、MOJOの入り口でSAPPYのメンバーがずっと喧嘩してたんだもん。今思えば色々あったんだね…。大変だったんだね…。

僕個人で言えば、サポートしていたThe biensというバンドでも対バンしていたのに、仲良くなる機会を逃し続けていた。

そのころSAPPYメンバーは入れ替わりが激しくて、傍目から見ていてもなかなか大変だなと思っていたし、バンド内でメンバーが安定しないとんでもない爆弾を抱えているのかと思っていた。(サークルクラッシャーみたいに、バンドクラッシャーがいるのかと思っていた。)

最近になりドラムのこたにゃんが入り、キーボードのあけみさんが加入し、ベースもサポートだけれど安定し、そこから、仲良くなった。そのあたりからライブがいいなーって思い出して、気がつけば仲良くなっていた。

きっと、メンバーが安定して、ようやくしっかりと音楽に専念できる状況が整ったからこその結果なんだと思う。単純に良い。日本でこれだけドリーミーさとポップさを同居させているバンドっていないと思う。そして、樽本君は本当に音楽馬鹿だなぁって感じる。彼がNIRVANAのシャツを着ている時は完全にギャグだと思っていたし、MCも鉈みたいに切れ味のある発言をしたりとなかなかパンクス精神溢れているなと毎度思う。

磨かれて美しくなっていくSAPPYの音楽を、僕はみんなで共有したい。みんなでエモさの極みに達してメガネをふっ飛ばしたい。寝る前にSAPPYのライブを思い出して静かにベッドで涙したい。

Emu sickS 16ビートはやお

 

​MOVIE

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