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夜明けは訪れるのか(11)(終)

とうとう、Emu sickS初の全国流通盤『夜明け前のジーニアス』が発売されました!

アルバムのリードトラックは3曲。

【トランジスタ】

【メタモルフォーゼ】

【エーテル】

三者三様の曲たちがそれぞれリードになっています。

本当発売に向けて、色んな人に頑張れって勇気づけられて、気にしてくれて、手伝ってくれて、「売れろ!」って願ってくれたりして、もう気持ちがパンパンになっています。でも、ここからが始まり。こうして期待してくれてる人のためにも、ここでずっと浸ってる場合じゃないなって思ってます。

そうそう、気がつけばEmu sickSの歴史を振り返る連載ブログ「夜明けは訪れるのか」はEmu sickSが結成した2008年から振り返り、今回ようやく2017年に入りました。

今回のアルバムをだそうと言う話にメンバーになり、「誰か頼れる大人はいるか」と話し合って、「そうだ京都GROWLYの安齋さんしかいない!」となった。

サイゼリアで落ち合って、ワインを飲みながら安齋さんと話していた。Emu sickSが2010年三国ヶ丘FUZZでCUSTOM NOISEでベースを弾く安齋さんと出会った。そのころのCUSTOM NOISEは最強だった(サカナクションとかと対バンしてたしね)。

そんなバンドに初めて曲を褒めてもらい、そのころ堺でしか活動していなかったEmu sickSを大阪市内に引っ張り出してくれた。そんな安齋さんが、あれから時が経ってEmu sickSのレーベルオーナーになる。こんな縁ってあるだろうか。ストーリーがすごい。

結局あれやこれや、リリースまでの計画を練って、それに向かって突き進んでいった。

まだ振り返るには早すぎるくらい色濃く、忙しない日々だ。

だだっと振り返ってみよう。

音呼知新というイベントから今年は始まり、1月中旬の豪雪降りしきる中、ミスタニスタと一緒に東京に行った。帰りは僕は爆睡で気づかなかったが車がスリップして死にかけてたらしい。ちなみに深夜に東京から大阪に朝方到着し、さっとシャワーを浴びてそのまま仕事に行ったのを覚えている。

2月はゴシゴシおじさんとのVSイベント。gugagugaのイベントを手伝ったり。

3月はジョーザキくん主宰のエレキテルデンパに出ていつまでもそのテンポでに出会う(てか出会ってまだ半年と少しなのね…!)

Funny Funk Fishが解散するかもと聴いて企画に出たものの、運良く解散が回避され、ただの楽しいイベントになった。Pangeaの周年イベントに出ることが出来て浮かれた。

4月は「トランジスタ」をリリース。G-ROCK NIGHTというDJイベントとの共催だったが、主宰のカシワギさんと直前になり連絡が取れなくなり、そのまま当日を迎えたりした。結局彼は無事で心から安心した。

5月は初めて金沢へ。6月は神頼みフェスに出て感涙。テキョロのレコ発にも呼んでもらった。

7月は大切なイベント夏福。広島のDJイベントbobupを大阪で開催するにあたって色々お世話になった。そして完全にノンフィクション10周年ワンマンアクトという大切なイベントにゲストバンドとして呼んでもらった。

そして16ビートアザラシフェス。

8月〜9月にかけて16ビートアザラシコンピツアーと称してabout a ROOMとSAPPYと夏の思い出を刻みに行った。グッバイセブンティーンのイベントに出たり、FANJ照明松本ちゃんのLASTを送ったり、ミナホの深夜にイベントをしたりした。

一気に現在まで近づいてきた。

こんな感じでライブをしつつ、ひたすら曲作り、レコーディング、MV撮影の日々。

そして、10月25日、「夜明け前のジーニアス」を発売するに至りました。

この音源は、これまでのEmu sickSの全ての道のりが詰まっています。

悔しい思いも、楽しいときも、学生の思い出も、社会人の辛みも、メンバーとの日々も、ライブで聞いてくれた色んな人のことも、全部全部詰め込んでいます。もう全部のせて進むしかない。

だから、夜明けが訪れると良いな。本当にそう思います。

みんなで夜明けを見たいよね。僕達はこれからが本番で頑張らないといけないけど、本当にありがとう、よろしくね、って心の底から思っています。

少しでも多くの人に聴いてもらいたい。認められたいっていう欲も大いにあるんだけれど、純粋にここまで結成して歩んできた結晶を、聴いてもらいたいな。

どうなるかわからないけれど、今はそんな気持ちです。さぁ、明日も頑張ろう。

Emu sickS 16ビートはやお


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