お返しはビートで
世の中バレンタインデーですが、お返しはビートで返すと決めているはやおです。
活動報告とか、雑記とか。
《1》
夢を見た。
40歳代の男性が主催でライブの企画をしていて、僕はその企画に遊びに行った。
「100日後に死ぬワニ」を見ているせいか、その男性以外の出演者やお客さんが「企画が終わった翌日にその男性が亡くなる」ことを暗黙の了解で分かっていた。
その男性本人だけが「翌日自分が亡くなること」を知らない。
まさか翌日に自分が亡くなることなんて露知らず、男性は健康そのもので企画を全力で楽しみ、最高の笑顔を振りまき「またライブハウスでね!」なんて言いながら手を振っていた。
ライブハウスから出た瞬間に目が覚めた。
男性は翌日に亡くなったんだろうか。その顛末はわからないけれど、「死」というフィルターを通して楽しんだライブはいつも以上に尊いものだった。
僕はいつまで楽しく毎日を過ごすことができるんだろうか。
《2》
起きたら風邪をひいていた。
ずっと体調がぐずぐずだったけれど、数日前に舌を人生で一番の力で噛んでしまったことが決定打になり、とんでもない炎症ができて、
そこからただただ転げ落ちるように患っていった。
朝方は誤魔化していたけれど、これは駄目だと思い仕事を早退し、横になっていたら幾分かはマシになった。
最近のウイルスのニュースを見ていると、人間のエゴで人間が混乱する様を見ている気がしてならない。
全てが穏便に終息してほしい。
《3》
ZOOZは現在色んなことの準備中。そろそろ一気に発表できるかもね。メンバーが10人になるのかも。
バンドとしての代謝が非常に良いので、新しいものをどんどん試し、新しい曲をどんどん作り、スピードが速い。
体がバンドの代謝に追いつかない事態にもなりかねないので、日々必死に練習している(練習は大事)。
結局は、格好良い演奏をすること、格好良い音源を作ることが全てを解決する唯一の方法でしかない(練習は大事)。
ただ、この格好良いは生半可な格好良いではなく、突き抜けないといけない(練習は大事)。
格好良い人はたくさんいるけれど、突き抜けることができる人は本当に一握りで、僕は突き抜けることを目指したい(練習は大事)。
ただ張り切りすぎて、メンバーが息切れになってしまうのだけは良くないので、
速いけれど走り続けることのできるペース配分で活動できるよう、上手く調整していけたらなと思っている。
しかし、全てにおいて練習は大事だ。上質なものを届けるための真理(練習は大事)。
*(練習は大事)
(練習は大事)
(練習は大事)
* 繰り返し
《4》
22日に開催される僕の個人企画「Beat dead, Beat alive.」が近づいてきて、告知ばっかりして本当に申し訳ないという気持ち。
長尺で見せたいものがあるんだ、っていう気持ち。個人練にも拍車がかかる。
2019年6月に始動して1年に満たないけれど、この日を境にZOOZはセカンドタームに入っていく。その総括になる日だ。
ツーマンのお相手potekomuzin。僕がそれなり長い期間各地でライブをしてきて出会った数少ない指折りの「化け物バンド」だ。
ビートが達観して笑うしかない。ある意味最高のJ-POPなんだと思うけれど、共感してくれるだろうか。ZOOZは化け物バンドになりたいという欲求をもっているので、そのためには化け物バンドと一緒にする、なるべく濃厚なツーマン、ということでご一緒していただけることになった。楽しみが破裂してしまいそうだ。
あとは初めて見るpotekomuzinの長尺。幸せと体内のグルーヴが致死量に達したとき、人はどうなるのかを知りたい。大きめの実証実験である。
《5》
23日、ツーマンの翌日はZOOZで名古屋のライブである。初名古屋。
ZOOZ初めての遠征で、遠足気分もあるけれど、浮かれの心配はない。前日の疲れの心配はしている。
主催は家ガールさん(僕は家ちゃんさんと呼んでいる)となおじろうさんだ。良い意味でライブに蝕まれているお二人。
そんな感性に信頼のおける二人のイベントに呼んでもらえるということは、心強い。自信になる。
数年前から僕は主催のお二人と知り合っているけれど、いつからだろうかと思い返した。
記憶が曖昧なので調べてみると(ネトストじゃん)、家ちゃんさんはどうやら初めてライブを見ていただいた日に、僕の腕が4本に見えていたらしい。腕は4本ではない。16本である。
なおじろうさんはいつから出会ったのか、これまた記憶が曖昧なんだけれど、「なおじろうさんが格好良いと言ってくれる内は大丈夫なんだ」という基準が僕の中にいつからか生まれている。信頼できる。
2019年のみそフェス以来の名古屋、楽しみだ。そして欠かさず言うけれど、みそっかすは希望(墓まで持っていきたい至言)。
ということで、風邪治します。
早めのビートが効く。