夜明けは訪れたのか。
ツアーファイナルが終わって少しが経った。夜明け、見れた気がしてる。
ツアーを通して、あれも書こう、これも書こうと思っていると、どんどん頭でっかちになって結局書けなくなっちゃうので、単純に。
今思っていることは単純、本当にみんなありがとう。
そして、格好良いバンドはたくさんいる。単純にそんなことに気付いた。
今は動画が何百万再生したとか、何千リツイートしたとか、注目度が「数値化」されて、
まるでそれがバンドの実力の全てのように扱われている。
それは必要だけど一部でしかない。
結局は淘汰されて音楽がいいバンド、ライブがいいバンドが残る。
もしくはその時のその刹那のためのエンターテイメントとして、
消耗品として音楽を作るサイクルを回し続けることのできるバンドが残る。
いずれにせよ、そういう類の数値はあくまで「指標」だ。
そういう数値も参考にしつつ、芯を持って自分の好きなバンドを好きと声を張って言える人が僕はたまらなく大好きだ。
暫くの間、再生回数がまるでそのバンドの戦闘力のように扱われる時代が続くんだろうけれど、
そんなものは僕らがひっくり返してやる。みんな現場に、ライブハウスに引きずりいれてやる。
これまでは「そうなったらいいな」と他人事に思っていたけれど、
ツアーを通じて「自分達でそうしてやる、できる」と思うようになった。
そんな力を与えてくれたツアーに関わってくれたあなたに感謝だ。ありがとう。
僕らの音楽があなたの生活に少しでも染み込んだら、嬉しいよな。
これからも冴えない日常も青春も全部受け止めて人生を謳歌していこうね、みんな。
(ツアー中ほとんど写真を撮ってなかったのでこのくらいしかなかったけど最高だったよ。)