コムさんはいつ初めて喋ったのだろう。
- 16ビートはやお
- 2018年6月7日
- 読了時間: 2分
始まるときはワクワクするのに、終わるときはワクワクしないのが、普通なんだろう。
Rock'n Roll Birthdayというイベントが、今週末に終わる。
終わるイベントに対してワクワクするのも変な話だ。
けれど、僕はワクワクしている。縁の深いイベントに、初出演なのだ。
Rock'n Roll Birthdayは、コムさんをオーガナイザーとしたDJ集団で、精力的にバンドを絡めたイベントをよくやっている、くらいの印象だったのは2015年くらいのことだろうか。
RRBでも、とりわけコムさんという人物は、面白い人だと思う。気がついたら話すようになっていた。本当いつから話す仲になったのか全然覚えていない。僕の記憶力の問題だろう。

ともあれ、コムさんと知り合いになってから、僕は持ち前の「人を怖がる癖」を発揮して、コムさんを恐れていた。
コムさんは沢山の音楽を知っている。沢山の良いライブを知っている。
そして彼はよくニヤニヤしていた。僕らのライブがイマイチのときははっきりとイマイチと言ってくれた。だから、コムさんがライブハウスのフロアにいると心臓がキュッとなった。
なのに、僕らのレコ発のイベントには甲斐甲斐しく関わってくれた。


夜明け前のジーニアスリリースツアーファイナルも、出てくれようとしてくれた。
ニヤニヤしているし、厳しいけれど、優しいのだ。そんな恐いことってあるか。少年漫画なら確実に終盤に出てくる余裕たっぷりなのにとてつもなく強いキャラじゃないか。
そんな彼が、この前Emuのライブを観て「泣きそうになった。」と言ってくれた。
「泣きそうになった」と言ってくれて僕は泣きそうになった。
その言葉を聞いて、RRBは終わるけれど、僕は未来に歩むライブをしようと思った。
だから、僕はRRB最初で最後の出演にして、一際張り切っているし、ワクワクしている。


だからぜひ来てください。
「ためてためて最後にライブ告知かよ!!にんにく卵黄とか緑茶青汁の宣伝と一緒にじゃねえか!!!」
なんて言わないでくださいね…!!にんにく卵黄と緑茶青汁はあなたの人生を健康にしますが、音楽はあなたの人生を健康にしたり不健康にしたり、一緒に堕ちるところまで一緒に堕ちてくれたりもする最高のものだと思いますので!!!!
16ビートはやお
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